パステル☆ミャンマー
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バス族 in ヤンゴン
「バス族」は、海外に住みだしてからの私の自称だ。
街の移動は可能な限り路線バスを使う、休日は意味もなくバスに乗る、路線バスは全路線乗りつぶす。
このあたりがバス族の生態といえようか。

     Bus-1.jpg
     ヤンゴンにはこんなレトロなバスもたくさん走っている

ともかく、初めて住む街では片っ端から路線バスに乗ることにしている。
なるべく運転手の斜め後ろに位置する見晴らしの良い席に陣取り、終点から終点まで地図を片手に車窓とにらめっこ。ハノイにいた頃など、一部の路線バス運転手の間で有名になっていたらしい。

日本語が少しできるという車掌に話しかけられたことがある。
「あなたはいつもバスにいます。何をしますか?」
こちらのつたないベトナム語では、こう答えるのが精一杯。
「私はバスが好きです」
納得しがたい表情ではあったが…

Bus-2.jpgBus-3.jpg
路線バスにも日本の中古バスが多いので、内部には見慣れた表示が

そこでヤンゴンのバスだが…
ともかく路線数が多い。中心部へのバイク・自転車の乗り入れが禁止されているので、庶民の足はバスだけ。網の目のように路線が張り巡らされ、後続バスがどんどん来る。
そういう意味では、まことに制覇しがいのある街といえる。

しかしもう、これが、世界的にも難易度が高い。

          Bus-5.jpg
        交通安全を願い、運転席に仏陀の絵や写真を飾る運転手が多い

第一に、路線番号も行き先表示もミャンマー文字なのだ。
これまで乗ってきた世界のどの国でも、路線番号くらいはローマ数字だった。
何番に乗ったのかがわからないと、全路線を乗りつぶすも何もない。
しかしおかげで、ミャンマー数字の習得は早かった。

            Bus-7.jpg
         リボンのようなかわいい(?)路線番号。これで43番

何とか数字を覚えたはいいが、今度は料金体系がわからない。
50チャットから200チャットなのだが、大きくて新しいバスが高く、小さくボロいバスが安いというわけでもない。どこまで行くかによっても異なる。
ミャンマーの人たちは基本的に正直者なので、50、100、200の各札を出し、「あなたのバスはどれ?」と、どこかの沼から立ち現れた観音様のごとく、車掌に選んでもらっている。
行き先を言えないと最も遠くまでの料金をとられるが、それでも約20円なので許容範囲だ。

          Bus-4.jpg
広告もそのままになっている。横浜の美容院も、まさかヤンゴンでも宣伝してもらっているとは知るまい

これでクリアかというとまだ難関が。
同じ番号でも、ルートが全く異なる場合がよくあるのだ。

路線バスの良いところは、乗り込んだ場所から終点まで行き、同じ番号のバスで折り返せば元の場所に戻ってこられるところだが、ヤンゴンではこれができないことが多い。
一方通行のため戻りは並行する別の道を通る、といったレベルの別ルートではなく、始点と終点が同じくらいで、完全に別ルートを走るバスも少なくないのだ。しかも、「○○経由」といった表示は一切なし。
車掌がお経のようにバス停に向かって投げかける、いくつもの地名の長い連なりを聞き分け、行きたいところを通るかを判断せねばならない。

難易度高すぎでしょう!!

幸い、親切なミャンマー人は外国人のたどたどしいミャンマー語をなんとか理解しようと忍耐強く聞いてくれる。
行きたい場所を連呼することで、今のところ何とか乗り切っている。

     Bus-6.jpg
     車体に「たまスイミングスクール」とあるが、これも路線バス

かようにミャンマーでのバス族は、車掌の善意と根気に頼り、なんとかバスに“乗せてもらっている”のが現状だ。
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テーマ:ミャンマー・ヤンゴン - ジャンル:海外情報

[2014/05/10 14:00] | 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
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プロフィール

まき

Author:まき
【編集・ライター(撮影可)・コーディネート】
日本でのライター業を経て、中国・上海、ベトナム・ハノイにて現地情報誌の編集に7年強従事。その間、日本の雑誌や書籍に寄稿。コーディネートや企業調査も担当。現在はヤンゴンに在住。
連絡先: itasakamaki@gmail.com

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