パステル☆ミャンマー
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チャイティヨー行くなら頂上で一泊を
ハノイに住んでいた頃、世界遺産・ハロン湾について書く機会が何度かあった。その際必ず、「ハロン湾ではぜひ、船で一泊を」との一文を入れていた。
観光地には、一泊しないとその良さがわからないところがあるものだ。

私にとってのミャンマーの「一泊推奨観光地」は、チャイティヨー・パゴダだ。

        GoldenRock-1.jpg
   山々が連なるなか、ひときわ高い頂に鎮座する大岩。たしかに霊験がありそうだ

チャイティヨーは、落ちそうで落ちない大岩が崖っぷちにひっかかっていることで有名な、ミャンマーきっての聖地だ。
途中のバゴーやキンプンに泊まる人がほとんどで、ヤンゴンから日帰りする猛者さえいる。でも、ぜひ頂上で一泊してほしい。
頂上にはいくつかホテルがあるが、どれもレベルは低いわりに価格だけは高い。にもかかわらず、泊まってよかったと思う。

        GoldenRock-8.jpg
境内で寛ぐ参拝客。日陰にかたまっているが、夜になると人数も増え、境内いっぱいに広がる

薄紫色の光に包まれて岩影が闇に溶けていく夕べ、ライトに照らされた線香の煙が岩をとりまく夜、オレンジ色の光に輝く岩肌に参拝客の影が伸びる朝。
陽の傾きとともに刻々と変わる黄金石の表情は実にすばらしい。

GoldenRock-4.jpgGoldenRock-5.jpg
GoldenRock-6.jpgGoldenRock-7.jpg
(左上)昼間のゴールデンロック (右上)夕方 (左下)夜 (右下)朝

しかし何より楽しいのは、頂上をとりまく参拝客たちの、わさわさウキウキした空気だ。

バカ高いホテルに泊まれる参拝客はわずか。
ほとんどは仮宿泊所か、それこそ境内の広場での野宿となる。
周辺には食べ物屋台や貸し毛布屋など、野宿のための設備も整っている。
しかも、ミャンマーでは、乾季中であれば雨の心配は100%ない。
むしろ、下界より涼しくさえある。
ピクニック気分で、弁当とゴザをもってやってくる家族連れも多い。

GoldenRock-9.jpgGoldenRock-10.jpg
(左)屋台のほか手ごろな価格の食堂もいっぱい (右)貸し毛布は1泊200円ほど

行楽気分でやってきた大勢の人びとが、境内いっぱいに広がって野宿するさまの楽しげなこと。夜更かしして興奮気味の子どもたちが駆け回り、大人たちはゴザで円陣を組んでのんびりおしゃべり。そして思いついたように、時々ありがたい岩にお参りする。

チャイティヨーに行くなら、ミャンマー人たちのこの「うきうき」を体感しない手はない。というか、むしろそここそが見どころといえる。

        GoldenRock-11.jpg
        手前の緋色の布の塊の下に寝ているのは参拝の僧侶たち

チャイティヨーは外国人にとって、その国のごく普通の家族の幸せな団らんを、肌で実感できる「聖地」なのだ。
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テーマ:ミャンマー・ヤンゴン - ジャンル:海外情報

[2014/05/03 14:00] | 旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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まき

Author:まき
【編集・ライター(撮影可)・コーディネート】
日本でのライター業を経て、中国・上海、ベトナム・ハノイにて現地情報誌の編集に7年強従事。その間、日本の雑誌や書籍に寄稿。コーディネートや企業調査も担当。現在はヤンゴンに在住。
連絡先: itasakamaki@gmail.com

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