パステル☆ミャンマー
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トーフと豆腐は似て非なるもの
アジアで広く食べられている豆腐。
発音も似通っていて、中国語がドウフー、ベトナム語でダウフー、カンボジアのクメール語だとトウフーだ。

ミャンマーにもトーフなる食べ物がある。形こそ豆腐のようだが、ずいぶんと黄色い。それもそのはず。
トーフは大豆ではなく、ヒヨコ豆で作るのだ。

       Tofu-1.jpg
       ヒヨコ豆のトーフは、ういろうに似た食感だ

しかもこのトーフ、ニガリを使わない。
水につけてふやけさせたヒヨコ豆をつぶして漉した汁を火にかけ、大きな木のヘラで練るようにひたすらかき混ぜ続ける。やがて粘り気が出てきて、最終的に柔らかい餅くらいの状態になったものを型に入れ固める。
西アフリカの主食である、もろこし団子の作り方とほぼ同じだ。
(もろこし団子を知ってる人の方が少ないか…)

Tofu-2.jpgTofu-3.jpgTofu-4.jpg
(左)練り続けるのはけっこう重労働 (中)木綿布を敷いた型へ流し込む (右)干して乾燥豆腐にすることも

細切りにしてキャベツの千切りや香草と合わせ、サラダにして食べることが多い。炒め物の具材にしたり、揚げていろいろな料理に入れることもある。

Tofu-5.jpgTofu-6.jpg
(左)トウフサラダの露店。さまざまな薬味が入る (右)甘辛いタレが日本人好み

このヒヨコ豆の「トーフ」以外にも、実はミャンマーには大豆を使った、私たちがいうところの「豆腐」もある。
でもこちらは豆腐といわずに「ペピャー」とよぶ。「平たい豆」という意味だ。日本の木綿豆腐よりも水分が少なく、とても固い。しっかりした豆の味は、昭和中期の昔なつかし豆腐屋さんの豆腐を思い起こさせる。

        Tofu-7.jpg
奥に並ぶのが大豆豆腐。手前の赤い塊は「ペトゥエイ(豆の血)」。動物の血を固めた食品の精進料理バージョンだ

世界的に豆腐とよばれる食べ物に別の名がつけられ、似て非なるものが「トーフ」とは。

ヒヨコ豆トーフは中国国境に近いシャン地方が本場とされている。
もしかしたら、中国からシャンに伝わった豆腐がその地の気候に合うヒヨコ豆で作られるようになり、それが先にこの地域へ広がったのではないか。
本来の大豆豆腐はその後にやってきたので別の名前がつけられた、とか想像してみる。

これ、とっくに誰かが調べて論文にしてそうなんだが、ご存知の方がいらしたら教えてください。
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テーマ:ミャンマー・ヤンゴン - ジャンル:海外情報

[2014/05/01 14:00] | | トラックバック(0) | コメント(0) |
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まき

Author:まき
【編集・ライター(撮影可)・コーディネート】
日本でのライター業を経て、中国・上海、ベトナム・ハノイにて現地情報誌の編集に7年強従事。その間、日本の雑誌や書籍に寄稿。コーディネートや企業調査も担当。現在はヤンゴンに在住。
連絡先: itasakamaki@gmail.com

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