パステル☆ミャンマー
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パステルなミャンマー
ミャンマーに最初に惹かれたのは色だった。
ミントグリーンにスカイブルー、リーフグリーンにコバルトブルー。
街のそこここにあふれるのは寒色系のパステルな彩り。
路上カフェのテーブルセットや古アパートの木枠、手作り感あふれる屋台は
薄いブルーやグリーンでまとめられ、古めいたコロニアルな街並みに
爽やかなアクセントを加えている。

Pastel1-Market.jpgPastel2-House1.jpg
(左)何気ない市場の一角なのにこの色合いのかわいさ! (右)モーラミャインで見かけた玩具のような民家

ミャンマーでもっとも「パステル度」が高いのはパゴダのタイルだろう。
敬虔な仏教国ミャンマーでは裸足で参拝するのがマナーだからか、
境内にタイルが敷き詰められているパゴダが多い。
その多くに、パステルな色合いが採用されている。
苛烈な太陽光がふりそそぐ炎天下でも、薄い色のタイルは足の裏に優しい。
木陰に入ればひんやりと涼しくさえある。

Pastel5-Tile1.jpgPastel6-Tile2.jpg
寺院の境内に多い、パステルカラーなタイル模様

ヤンゴンに来る前、長くベトナムに住んでいたため、どうしてもベトナムとの
比較になってしまうが、ミャンマー人は総じて穏やかで慎み深い。
思えば自己主張の激しいベトナムでは、赤と緑といった補色の組み合わせが
多かった。黄色い家の隣にはピンクの家、その隣はブルーと、わざと隣家と
異なる色を選んでいるのではないかと思いたくなる壁色の選択だが、
それはそれで独特の家並みを作り出していた。
色の好みは国民性と関係あるのだろうか。

          Pastel7-Kanban.jpg
          カフェのメニューにあらず。この色合いで、寺からのお知らせ

とはいえペンキやタイルといった、現在パステルカラーを担う素材は
近代になってミャンマーに入ってきたもの。
するとこの色合いは、旧宗主国イギリスの好み?
そういえばミャンマーの民族衣装にはあまりパステル名色合いのものを
着ている人は少ない。でも、同じ元英領だったマレーシアで目に付くのは、
もっと濃い目の色の組み合わせだった。カリブ海の元英領地域だと
かなりパステルだが、コバルトブルーとサーモンピンクといった
補色系の組み合わせが目立っていたような。

Pastel3-Shop2.jpgPastel4-Shop.jpg
(左)道端のドリンク屋台。ヤンゴンにて (右)市場の食堂もパステルカラー

残念なのは、地方より大都市圏、数年前より現在、町のパステル度は
低いように感じる。商業主義の「いかに目立つか」的看板や、
木製家具に替わるプラスチック家具の流入がその原因かもしれない。
年々、ミャンマーのパステル度が薄れていきそうなのは、
この色に惹かれて移り住んできた者には残念でならないが、
経済発展とリンクしたものであるならよそ者の感傷はよけいなお世話だろう。

          Pastel8-chair.jpg
          少年僧たちの緋色の袈裟がパステルカラーの境内に映える 
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[2014/04/03 13:20] | 雑感 | トラックバック(0) | コメント(1) |
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コメント
かわいすぎるー。
[2014/04/05 21:12] URL | #mQop/nM. [ 編集 ]
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プロフィール

まき

Author:まき
【編集・ライター(撮影可)・コーディネート】
日本でのライター業を経て、中国・上海、ベトナム・ハノイにて現地情報誌の編集に7年強従事。その間、日本の雑誌や書籍に寄稿。コーディネートや企業調査も担当。現在はヤンゴンに在住。
連絡先: itasakamaki@gmail.com

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