パステル☆ミャンマー
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石窟寺院マイ・ベスト3
ミャンマーには石窟寺院が多い。
ごく個人的な好みで選んだベスト3は以下。

ベスト1 カイン地方パーアンのカウグン洞窟

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壁面にびっしりと小さな仏像が彫られているのが圧巻。
色合いが渋めなのが日本人好み。

ベスト2 ザガイン地方ポー山

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山のあちこちに仏像が祀られた洞窟が荒れ果てたまま散在。
細緻な壁画に囲まれた、丸みのある暖かい表情の仏像が印象的だ。

ベスト3 シャン地方ピンダヤのシュエウーミン洞窟

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ミャンマー人にとっての3大聖地のひとつとされ、やはりこれははずせない。
大きな洞窟内に仏像がびっしり“生えてる”というイメージ。

ミャンマーに限らず、石窟寺院はアジア各国、日本にだってある。
仏教徒のいる(または、いた)国なら多少の差こそあれそうだろう。

ただ、ミャンマーの石窟寺院は少し趣きが違う。
ほとんどの石窟寺院にはやみくもに、と言いたくなるほど多くの仏像が置かれているのだ。
しかも、いまだ増殖中。
貴重な文化遺産なんだから、普通だったら仏像とはいえ「新しい変更」は歓迎されないと思うのだが、ミャンマーではこれがアリなのだ。

ピンダヤ洞窟に足を踏み入れたとき驚いたのは、堂内を埋め尽くす仏像の、そのおびただしい数。もとからあった仏像と仏像の隙間に強引に置いたりするものだから、内部が迷路のようになっている。
特にたてこんだエリアへの英語道標が「迷路はこっち」となっていて笑ってしまった。
いや、ここ遊園地じゃないから。聖地だから(笑)。

寄進者の名前や居住地、日付を書いたプレートを見てさらにびっくり。
シンガポールや台湾、アイルランドと、外国人の寄進がけっこうある。

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(左)父母と子ども3人で2004年に寄進 (右)こちらはアメリカ人とアイルランド人から

日本人だったら、こういった宗教がらみの場所に外国人の名前を刻むのに抵抗がありそう。

そして、いちばん奇異に感じたのが寄進日。
ここ数年のものが少なくないのだ。
こういう「文化遺産」みたいなところって、日本だったら絶対手を加えたりしないんだけどな。

仏教も聖地も、ミャンマーでは本当に「生きている」ってことなんだと思う。
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テーマ:ミャンマー・ヤンゴン - ジャンル:海外情報

[2014/04/29 14:00] | 旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) |
眼鏡屋通り
もうひとつ眼鏡の話題を。

ヤンゴンのダウンタウンには、同じ業種の商店や会社が並ぶ通りがいくつかある。電気部品屋通り、映画製作プロダクション通り、印刷屋通りといったぐあいだ。
眼鏡屋が多い通りもある。シュエボンタ通りがそれ。

この通りは東側に眼鏡屋が店舗を構え、その前の歩道には看板屋が並ぶ。
看板屋はプラスティック片や金属片から複雑なビルマ文字を切り出し、板に貼り付ける複雑な作業を、露天でこなしている。
眼鏡屋と看板屋の隙間を埋めるように店開き(?)しているのが、眼科や歯科のクリニックだ。
そして通りの北寄りには、傘の修理屋がかたまって建つ。

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左上から時計回りに眼鏡屋、看板屋、傘修理屋、歯科クリニック

眼鏡屋、看板屋、傘修理屋、眼科&歯科クリニック。
バラバラな感じがするが、眼鏡屋と関連の深い眼科医を除くと、これらすべての職業には共通点がある。
削ったり曲げたりといった職人技を必要とする仕事だということ。

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           手前は看板屋の屋台店、背後に建つのは歯科クリニック

かつて住んでいたハノイの旧市街に、「扇通り」という通りがあった。扇屋はひとつもなく、並んでいるのは仏具や判子、月餅の木型を売る店。
仏領時代は扇を作っていたが需要が減り、扇職人たちが木彫りの腕を活かして仏具や判子などを彫るようになったためだ。

シュエボンタ通りの場合、看板屋はすべて路上店。そして、傘や眼鏡の方がプラスティック看板や金属プレートよりも歴史が古い。
なので傘や眼鏡の職人が、プラスティックや金属の加工の需要の高まりにつれて仕事替えをしたのでは、と推察してみた。
   
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   この店は眼鏡屋と看板屋を兼ねている。どちらも似たような技術と道具を要するってことだと思うが…

古そうな眼鏡屋の主人にこの仮説をぶつけたところ、
「関係ないんじゃないの?」と軽くあしらわれる結果に。
自信あったんだけどなぁ。
このご主人が知らないだけではと、まだ未練がましい気持ちでいる。

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[2014/04/28 13:57] | 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
眼鏡大仏
バガンからヤンゴンへの途中、ピイという街に寄った。
日本のガイドブックでは、眼鏡をかけた大仏のあるシュエミャッマン・パゴダが大きく取り上げられている街だ。
バスで隣り合わせたオランダ人の持っていたものにはそのパゴダについての記載がなかったらしく、「さすがは眼鏡の国のガイドブック!」と大受けだった。
かくいう私も眼鏡無しには生きられない身。ピイ行きの最大目的はこのパゴダへのお参りであった。

         Megane-9.jpg
         シュエミャッマン・パゴダの眼鏡大仏

私の持っている本によると、好奇心をあおって人びとの信仰心を高めようとした裕福な檀家が眼鏡を寄進したと書いてある。
しかし堂内には、大仏が眼鏡をかけるにいたったストーリーが図解されているが、そこにはこう書いてある。

この地の王が領地を見晴らす慧眼を得るためにどうすればよいかと占い師に尋ねたところ、レンズを大仏に奉納することをすすめられた。後世になり、大仏に眼鏡をかけさせるようになった。

ただしこの物語壁画、かなり新しい。   ・・・あやしい?

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(左)今の眼鏡は3代目。大仏脇には初代眼鏡が安置されている (右)由来を描いた壁絵のひとつ

かつて西アフリカの奥地に住んでいたことがあるが、その地域はワニの装飾が施された穀物倉が林立することで有名だった。
住民たちに装飾の由来を聞くといろいろともっともらしいことを話してくれるが、昔話に詳しいはずの長老たちは「あれは子どものイタズラ」と笑うばかり。
聞き取りを進めてわかったのは、子どもがイタズラで始めたことが何十年もたつうちに、後付で「ありがたい由緒」が加わっていた。
そのため年齢の低い村びとほど重々しい理由を語るという、普通とは逆の状況になっていたのだ。

ピイの眼鏡大仏の由来にもなんだかそんな匂いを感じる。
うがち過ぎかもしれないが。

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(左)参拝後に目の良くなった人が不要になった眼鏡を奉納したとか。「病も気から」なんてことは…

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[2014/04/26 09:39] | 旅行 | トラックバック(0) | コメント(1) |
ミャンマーアンティーク
カバエーパヤー通りに、スカイブルーの木製扉が続く一角がある。

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ここにいくつか軒を連ねるのは、イギリス植民地時代の商品を扱うアンティークショップ。
看板や扇風機、ラジオなどが店先に並ぶ。
とくに、かつて日本の女子高生を席巻した丸文字のようなミャンマー文字と、アルファベットが組み合わさった看板がカワイイ。

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  当たり前だが、ミャンマー文字にもさまざまな書体があるのがわかる

以前住んでいたハノイにもアンティークショップはあったが、扱っていたのは旧宗主国フランスを感じさせない仏像や工芸品がほとんど。
ベトナム語とフランス語が混在した看板などは、少なくとも私は見たことがない。

      Antique-3.jpgAntique-2.jpg
      (左)レトロな扇風機やラジオなどが並ぶ (右)マニア垂涎の日本製ブリキの玩具

考えてみればその頃のベトナムは、漢字やチュノム(かつてのベトナムの文字)といった伝統文字から今のアルファベットへの転換期。
フランス政府主導のこの方針は、知識人しか読み書きができなかった当時のベトナムで、庶民の識字率を上げるためだったと聞く。
つまり、当時は文字を読める人が少なかったということで、それが2言語表記看板が少ない原因なのかも。

          Antique-1.jpg
          市街中心部ボージョーアウンサン市場のアンティークショップ

それに対しミャンマーはかなり早い時代から、識字率が高かった。
昔から貧しい子どもたちへの、僧侶によるボランティア教育が発達していたためだという。

現在、公立の小中学校では授業料はかからないが、教科書や文房具、給食などは有料。しかし、僧院の学校だとそれらも寄付金でまかなわれる。
政府は僧院学校も正式な教育機関として認めており、それがGDPは低いながら識字率が高いという今の状況に繋がっているようだ。

カワイイ看板を紹介するつもりが、理屈くさい話になっちゃった…

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[2014/04/24 09:46] | 雑貨 | トラックバック(0) | コメント(0) |
観光スポット「僧侶の食事」
ミャンマーの観光スポットのひとつに、僧たちの食事風景なるものがある。

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          マハーガンダーラ僧院の食事風景

もっとも有名なのはアマラプラのマハーガンダーラ僧院だろう。数百人におよぶ鉢を抱えた僧侶たちが、配られた食べものを手に次々と食堂へ吸い込まれていき、席が埋まったた長テーブルからさみだれに食べ始める。
その光景を窓の外から、大型バスで乗り付けた大勢の観光客たちが見物するのだ。

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(左)キッチンも見学可 (右)この日は食事のほかに、寄進のあったノートと缶コーヒーも配られた

この、覗き見感の強いマハーガンダーラに対し、バゴーのチャカッワイン僧院は観光客が食堂の中まで入れる。
授業参観日の、父兄による給食風景見学といった趣きだ。
知名度ではマハーガンダーラに劣るが、私はこちらの方が好みだ。

まず、ちゃぶ台が丸いのがいい。
そして席についた僧からお経を唱え始め、最後には大合唱状態になる「演出」(なわけないが…)も雰囲気抜群だ。

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      ちゃぶ台を囲み食事するチャカッワイン僧院の僧たち

それにしても、ラオスのルアンパバーンのように托鉢風景が観光スポットというのはまだわかる。托鉢は誰もが通る往来で行われており、いわば最初から公開されているようなものだからだ。

しかし、食事となるとちょっと違う気がする。わざわざ塀で囲まれた僧院へ出向き、僧たちが食べる様子を見物し、あまつさえ写真を撮るのだ。
お坊さんはジロジロ見られながらの食事はイヤじゃないのだろうか。

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広々としていて清潔感があるチャカッワイン僧院のキッチン

まぁもともと托鉢は、慢心を取り除く修行のひとつらしいので、人に見られようがどうしようが、お坊さんの心は無の境地なのかもしれない。

とはいえ、ことのほか僧侶を大切にするミャンマーでこういった「観光スポット」があることに違和感を覚え、ミャンマー人の知り合いに聞いてみた。
するとこんな答えが。

「自分が用意したご馳走を友だちがおいしそうに食べてくれたら嬉しいのと同じ。托鉢で提供した食べ物をお坊さんが食べてくれているのを見れば嬉しいし、また托鉢しようって思うでしょ?」。

なるほど。

こっちは食事を提供したわけでもないのに「見物」だけしてるから、居心地が悪いんだ。
ちなみにチャカッワイン僧院では、食堂の入口で観光客から僧侶への托鉢をすることもできる。袋入りの菓子を手に参加している個人旅行者も見かけた。托鉢に参加しておくと、見学に後ろめたさを感じないですむかも。

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          食堂に料理を運びこむ僧侶たち。チャカッワイン僧院にて

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[2014/04/22 17:04] | 雑感 | トラックバック(0) | コメント(0) |
水かけ・オン・ザ・ステージ
さらに水かけ祭りについて。
WaterFes2-1WaterFes2-2.jpg

祭りの期間中、街には多くの「水まき用」ステージが建つ。湖畔のステージはすべて、湖からくみ上げた水をホースで放水。爆音のダンスミュージックにのせて、道行く人に水をかけてかけてかけまくる。

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(左)湖から水をくみあげるポンプ。祭りが終わる頃には、湖はすっかり干上がっていた (右)ステージからぶら下がる無数のホース。消防車が搭載してそうな強力放水ホースも

ステージは期間中の通し券と1日券の2種類あり、料理やドリンクがつく場合もある。私は、料理やドリンク無しで1万5000チャットの1日券をゲット。

        WaterFes2-6.jpgヒットソングが流れ、一段と盛り上がるステージ

多くのステージにはダンススペースも設けられており、水をかけていない間はDJサウンドに合わせ踊って楽しむ。もちろん、天井には縦横無尽にパイプが張り巡らされ、参加者もまんべんなくずぶ濡れに“なれる”趣向だ。

      WaterFes2-5ステージ上から下へ水をかけまくる

市内には何ヶ所か「盛り上がりポイント」ともいうべき場所があり、インレー湖畔、カウンドージ湖畔、市庁舎前広場がそれ。
とくにインレー湖畔は、企業出資の大掛かりなステージが並び、大規模な水かけが行われる。
水をかけてもらおうと、若者たちや家族連れがトラックなどを貸し切り、大挙してやってきて、その隙間にこれまた水をかけられようと熱狂した若者たちが踊りながら乱入。
警察官もずぶ濡れになりながら、交通整理に必死だ。

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ステージの上下にかかわらず、そこにいる人びと全員が一体になり、ジャンピング&大合唱

ノリのいい曲がかかるとステージの上も下もこぶしを突き上げ、何かが憑依したようにからだをくねらせ、踊り跳ねる。若者たちを乗せたトラックもまた、これでもか、これでもかとゆっさゆっさ上下に揺れる。
あぁ、この感じ、知ってる。

バブル全盛期のジュリアナ東京そっくりだ。
扇子がホースに替わっているけど。

歳がばれるか…

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            水をまきすぎて川のようになった道路で、平然とドリンクを売る少女

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[2014/04/21 14:00] | 暮らし | トラックバック(0) | コメント(0) |
団地の水かけ祭り
正月からさかのぼるが、水かけ祭りの話を。

        WaterFes1-3.jpg
        道行く車や人にザブザブと水をかけまくる家族

今年のミャンマーの元日は4月17日。これに先立つ12日から16日までの期間、水かけ祭り(テイジャン)が行われた。
タイにも同様の祭りがあるが、バンコクに住んでいた人に言わせると「ヤンゴンはバンコクに比べて無秩序」だとか。
それって、いつ、どこからかけられるか予測不能ってこと?!

WaterFes1-2.jpg祭り中の必需品、ビニール製の密閉携帯電話入れ。1000チャット

というわけで、水かけ祭り初参加の私は初日の朝、濡れてもいい服を着てビーチサンダルを履き、荷物はスーパーのレジ袋に入れるという重装備で出かけた。しかし、これが失敗(?)だった。

アパートの出口に、すでにバケツや水鉄砲を手にした子どもたちの集団が。
いちおう水をかける相手を選んでいるようで、出勤途中とおぼしき服装の男性は避けていたが、私の「いつかけてもいいわよ」的な服装を見るや、嬉々として駆け寄りあっという間にずぶ濡れに。

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(左)嬉々として水をまく子どもたち (右)若者グループによる水かけ台

そこで次は念のため、カメラと携帯電話のみビニールに入れ着替えを持ち、あとは普通のかっこうで外へ出てみた。
しかしフォーマル度が足らなかったらしく、子どもたちを迷わせてしまった。
水のたっぷり入ったバケツを持ち上げながら、「かけちゃだめ? かけていいよね?」と期待ととまどいの混じった顔で近づいてくる。
なんとなく根負けして両手でカバンを持ち上げたところ、満面の笑みで「了解!」とばかりに首から下だけにかけられた。

やはりこの期間、濡れるつもりでいないと駄目なようだ。

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(左)団子作りにいそしむ人びと (右)手前が配られた団子。後ろに立つ少女の装備に注目。水タンク付き水鉄砲は、団地の水かけ隊の最新兵器(?)だ

水かけ祭りの間、街では料理や酒、団子などがふるまわれる。
団地で配られていた団子を食べたところ、ひとつだけ唐辛子入りが。こちらもこどもたちの祭り恒例のイタズラだそう。
知らない人にいきなり水をかけ、団子に唐辛子を仕込む。イタズラし放題の年末は、子どもたちにとっていちばん楽しい季節かもしれない。

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         ヒンズー寺院で振る舞い料理をご馳走になる。金持ちの寄進だそうだ

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[2014/04/20 14:00] | 暮らし | トラックバック(0) | コメント(0) |
団地の正月儀礼
私は団地に住んでいる。元日にあたる17日の夕方、団地前の道に急ごしらえの祭壇が設けられた。
そこへ各家庭が、お供え用のツボや花瓶を持ち寄るのだ。ツボには7種類の草花を生けるのが慣わしだという。
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(左)お供え用の草花は、あらかじめ7種類がひと束になって売られている (右)お供え用のツボ

こういった祭壇が団地のあちこちに設けられ、5人ひと組になった僧侶たちがそれらを順に回り、お経をあげていくのだ。こういった正月儀礼は団地に限らず、ミャンマー全土で行われている。
ニュースでやっていたらしいが、今年はヘリコプター(飛行機?)をチャーターし、空からヤンゴン全土に向けて読経した僧侶もいたとか。これって仏教の近代化のひとつだろうか?

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(左)集められた各家庭のツボ (右)僧侶の読経をみんなで復唱

僧侶たちは祭壇に到着すると横1列に並んで座り、壇上のツボを糸でひと巡りさせる。糸の先端は両はしの僧侶がもち、読経となった。これで糸で囲まれた場所にあるツボは清められたことになり、それを持ち帰ると今年1年の悪霊を祓ってくれるのだ。
中には、ひと巻きの糸を供えている人も。清められた糸で自宅を一周させると、家に悪霊が入れなくなるとか。でもここ団地なんだが、どうやって家を1周させるつもりだろう?

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(左)「結界」のような機能をもつ糸 (右)供えられた巻き糸

かつては、元日に鉄鍋などを叩いて大きな音をさせ、悪霊を祓うようなことも行っていたらしいが、今はそういった家庭はあまり見かけないとのこと。
ミャンマーにはけっこう悪霊が多いらしい…

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[2014/04/19 14:00] | 暮らし | トラックバック(0) | コメント(0) |
シュエダゴンへ初詣
水祭り明けの4月17日、ミャンマーは正月を迎えた。
仏教徒が多いミャンマー人の典型的な正月は初詣から。シュエダゴンに行く人が多いと聞いて、まずはそちらへ。
いつでも参拝者で混みあうシュエダゴンだが、なるほどこの日はものすごい人出。平安神宮の初詣を髣髴とさせる。
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いつもはない、おびただしい数の屋台が混雑にさらに拍車をかける

1年の最初ということで、鳥や魚を空や池などへ放し功徳を積むのがよいとされており、寺院近くには小魚売りや小鳥売りが目立つ。

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魚を売る物売りたち

シュエダゴン参道横の池も、魚を放つ人びとでたいへんな賑わいだ。人びとは手に手に小魚の入ったビニール袋をもち、池のあちこちでばしゃばしゃと放している。
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魚を放流しやすいように、放流台を設けているパゴダも

エサをやるのも功徳を積むことになるので、池にはゴミ(=元エサ)もいっぱい浮いている。水面に目を凝らすと、1メートル以上もの大きなナマズが悠々と泳ぎまわりエサをついばみ…
ではなく、放流された小魚を食べてるし!
亀にいたっては、翼を傷つけたのか水面でバタバタもがいている
小鳥をパクリ(汗)。

これ、功徳になってないのでは…。

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[2014/04/18 14:10] | 暮らし | トラックバック(0) | コメント(0) |
ゾーヂーはだるまに非ず
ピッタインダウン同様、パゴダの門などに2体セットでよく飾られている「ゾーヂー」。

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             バゴーに建つシュエグーレーパヤーのゾーヂー

丸っこい形と左右に2体置く設置のされ方から、最初はイギリス文化の影響を受けたピッタインダウンのバリエーションのひとつだと勘違いしていた。
『マザーグース』に登場するハンプティダンプティに似てるし…。
しかし、まったくの別物。超自然的存在で、日本語では「仙人」や「魔法使い」と訳されているようだ。
ピッタインダウンとの最大の違いは手があるかないか。さらに杖を手にし、帽子をかぶっていることが多い。
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        土産物屋の店先にて。手のないのがピッタインダウン、杖を持っているのがゾーヂー

秘術で永遠の若さを手に入れたゾーヂーは呪薬作りがうまく、武術にたけ、空を飛び水面下や地下を移動できる。また、その遺体を食べた者は超人的な力を得るという。
そのため、幸運のしるしであるピッタインダウン同様、寺院や個人宅の門に飾られるのだろう。
Zawgyi-3.jpgZawgyi-1.jpgZawgyi-5.jpg
(左)バガンのパヤーに立つ女性っぽいゾーヂー (中)ポッパ山近くで。こちらはヒゲをたくわえたタイプ (右)民家の軒先にもゾーヂー

跳んだり跳ねたりのアクロバティックな動きがおもしろいからか、ミャンマーの伝統芸能である操り人形劇でも人気演目のひとつ。
その特徴ある動きを写真に収めたいと何枚も撮るのだが、ブレブレで失敗ばかりなのが悔しい。
             Zawgyi-8.jpg
             ただでさえ劇場は暗いので余計にブレる
[2014/04/14 11:18] | 雑貨 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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プロフィール

まき

Author:まき
【編集・ライター(撮影可)・コーディネート】
日本でのライター業を経て、中国・上海、ベトナム・ハノイにて現地情報誌の編集に7年強従事。その間、日本の雑誌や書籍に寄稿。コーディネートや企業調査も担当。現在はヤンゴンに在住。
連絡先: itasakamaki@gmail.com

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