パステル☆ミャンマー
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告 |
ヤンゴンの最先端スペース
ミャンマーにだって、お洒落なポイントは一杯ある。
ということで、さらにこちらをご紹介。先日オープンしたTS1だ。

     TS-1.jpg
            布張りの椅子が欲しかったが、400$と聞いて断念

埠頭の倉庫街に出現したブティック&ギャラリーで、従業員によると、いずれレストランもオープンさせたいとのこと。
ニューヨークの建築家ドミニク・レオンが主宰するアート・プロジェクのひとつだそうだ。歴史的価値の高い建造物の外観をそのままに、内部でモダンアートの展示を行おうというもの。
TS1はTransit Shed No. 1の略。「Transit Shed」を辞書で引くと、「発着荷物取扱所、貨物上屋」とあった。

           TS-2.jpg
             併設のギャラリーではグループ展を開催

私が行ったときは、ギャラリーには6人のミャンマー人アーティストの作品が展示されていた。予想していたよりハイレベルだ。
ブティックはというと、ひとつひとつの商品は興味深いものの、種類が少なすぎ。モダン雑貨はまだまだこれからといったところか。

TS-3.jpg TS-4.jpg
ブティックで販売されている商品たち。他にも家具や和紙、漆の椀などがあった

そもそも、ブティック&ギャラリーとは存在自体がお洒落。
埠頭の倉庫街というロケーションも、これまた超お洒落。
そして仕掛け人がニューヨーカーなんてもう、これ以上ないお洒落の極地。
いきなりハイレベルなお洒落ワールドへ行っちゃって、地元の若者はついていけてるんだろうか。

倉庫を出ると、目の前を通り過ぎるのは、荷物を山積みにしたサイカーを汗だくで漕ぐ運転手や、頭上に大荷物を担いで運ぶタナカを塗った女性たち。
こうしたギャップも、このアートプロジェクトの趣旨のひとつなのだろうか。

          Futou-1.jpg
                   だだっ広い倉庫街
スポンサーサイト

テーマ:ミャンマー・ヤンゴン - ジャンル:海外情報

[2014/06/08 00:00] | 街歩き | トラックバック(0) | コメント(2) |
これぞ「駅なか」市場
列車好きでなくとも、ヤンゴンに来たなら一度は乗ってみたいヤンゴン環状線。イギリス殖民政府の手で1877年から一部路線が開通し、1954年に環状として完成した歴史ある路線だ。
全長46km弱を約3時間かかって1周して、運賃はたったの300~400チャット(約32~42円)。のんびり座ったまま、都心から田舎へと移り変わる車窓を楽しむことができる。

ヤンゴン中央駅からレーダン駅あたりまでは線路の両側が土手のようになっていて、あまり見どころはない。その後列車は居間が丸見えの線路脇の住宅や、列車と並行して走る屋根まで乗客満載のピックアップトラックなどを横目にひたすらトロトロ走る。

    Kanjo-13.jpg
            今はマンゴーが旬。プラットホームに甘い香りが漂う

この「小旅行」最大の見所は、ヤンゴン中央駅からちょうど環状の真反対に位置するダニンゴン駅。
なんとこの駅、プラットホームどころか線路まで市場になっている。正確には駅前の建物が市場で、場外露店がプラットホームや線路に溢れ出しているのだ。線路と線路の間にちょっとした家具まで並んでいる。
列車にかからないギリギの位置に商品を並べてあり、列車が通ってもみんな「売場」をどく気配もない。

Kanjo-10.jpgKanjo-32.jpg
(左)線路脇に迫る本来の市場 (右)托鉢でもらった果物を歩道橋の上で食べる小坊主さんたち

プラットホームにもぎっしりと露店が並ぶが、列車の乗降口の箇所は乗り降りしやすいよう、ちゃんと隙間があけてある。
というか、ATC(自動列車制御装置)がないにもかかわらず、どの列車もちゃんと決まった場所に停車するんだと、そっちの方が驚きだ。

Kanjo-18.jpgKanjo-35.jpg
(左)市場利用者の方が明らかに乗降客より多い (右)列車が来ても誰も動かない

この環状線に昨年9月から冷房車が導入された。列車は日本の中古車輌。車同様、日本語表記や広告がそのまま残されているのが日本人には楽しい。座り心地もこれまでの木製ベンチ列車に比べれば格段にいい。

Kanjo-30.jpgKanjo-35.jpg
(左)風通し抜群の従来型列車 (右)新登場の冷房車

通勤はもちろんだが、休日には果物や菓子をもちこんでおしゃべりを楽しむ若者グループが目立つ。たった400チャットで冷房の効いたゆったりシートに寛げるのだから、そりゃぁ人気も出るだろう。
ヤンゴンの若者たちにとって、新しいデートスポットになりつつあるようだ。

テーマ:ミャンマー・ヤンゴン - ジャンル:海外情報

[2014/05/19 17:22] | 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
バス族 in ヤンゴン
「バス族」は、海外に住みだしてからの私の自称だ。
街の移動は可能な限り路線バスを使う、休日は意味もなくバスに乗る、路線バスは全路線乗りつぶす。
このあたりがバス族の生態といえようか。

     Bus-1.jpg
     ヤンゴンにはこんなレトロなバスもたくさん走っている

ともかく、初めて住む街では片っ端から路線バスに乗ることにしている。
なるべく運転手の斜め後ろに位置する見晴らしの良い席に陣取り、終点から終点まで地図を片手に車窓とにらめっこ。ハノイにいた頃など、一部の路線バス運転手の間で有名になっていたらしい。

日本語が少しできるという車掌に話しかけられたことがある。
「あなたはいつもバスにいます。何をしますか?」
こちらのつたないベトナム語では、こう答えるのが精一杯。
「私はバスが好きです」
納得しがたい表情ではあったが…

Bus-2.jpgBus-3.jpg
路線バスにも日本の中古バスが多いので、内部には見慣れた表示が

そこでヤンゴンのバスだが…
ともかく路線数が多い。中心部へのバイク・自転車の乗り入れが禁止されているので、庶民の足はバスだけ。網の目のように路線が張り巡らされ、後続バスがどんどん来る。
そういう意味では、まことに制覇しがいのある街といえる。

しかしもう、これが、世界的にも難易度が高い。

          Bus-5.jpg
        交通安全を願い、運転席に仏陀の絵や写真を飾る運転手が多い

第一に、路線番号も行き先表示もミャンマー文字なのだ。
これまで乗ってきた世界のどの国でも、路線番号くらいはローマ数字だった。
何番に乗ったのかがわからないと、全路線を乗りつぶすも何もない。
しかしおかげで、ミャンマー数字の習得は早かった。

            Bus-7.jpg
         リボンのようなかわいい(?)路線番号。これで43番

何とか数字を覚えたはいいが、今度は料金体系がわからない。
50チャットから200チャットなのだが、大きくて新しいバスが高く、小さくボロいバスが安いというわけでもない。どこまで行くかによっても異なる。
ミャンマーの人たちは基本的に正直者なので、50、100、200の各札を出し、「あなたのバスはどれ?」と、どこかの沼から立ち現れた観音様のごとく、車掌に選んでもらっている。
行き先を言えないと最も遠くまでの料金をとられるが、それでも約20円なので許容範囲だ。

          Bus-4.jpg
広告もそのままになっている。横浜の美容院も、まさかヤンゴンでも宣伝してもらっているとは知るまい

これでクリアかというとまだ難関が。
同じ番号でも、ルートが全く異なる場合がよくあるのだ。

路線バスの良いところは、乗り込んだ場所から終点まで行き、同じ番号のバスで折り返せば元の場所に戻ってこられるところだが、ヤンゴンではこれができないことが多い。
一方通行のため戻りは並行する別の道を通る、といったレベルの別ルートではなく、始点と終点が同じくらいで、完全に別ルートを走るバスも少なくないのだ。しかも、「○○経由」といった表示は一切なし。
車掌がお経のようにバス停に向かって投げかける、いくつもの地名の長い連なりを聞き分け、行きたいところを通るかを判断せねばならない。

難易度高すぎでしょう!!

幸い、親切なミャンマー人は外国人のたどたどしいミャンマー語をなんとか理解しようと忍耐強く聞いてくれる。
行きたい場所を連呼することで、今のところ何とか乗り切っている。

     Bus-6.jpg
     車体に「たまスイミングスクール」とあるが、これも路線バス

かようにミャンマーでのバス族は、車掌の善意と根気に頼り、なんとかバスに“乗せてもらっている”のが現状だ。

テーマ:ミャンマー・ヤンゴン - ジャンル:海外情報

[2014/05/10 14:00] | 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
ヤンゴンを疾走する日本中古車たち
ミャンマー人は日本製中古車が好きだ。
韓国製や中国製に比べ故障しにくく長持ちすると、高価格にもかかわらず人気がある。
しかも、塗装を変えずにそのまま走り続けている車がほとんど。
ヤンゴン中の道路を、日本各地の営業車が我が物顔に走り回っているのだ。

Car-1.jpgCar-2.jpg
(左)盛岡の料亭「うえ村」 (右)「あおき製作株式会社」は徳島の土木・建築資材商社

こうした営業車を見ると、「会社が立ち行かなくなって車を売却したのでは?」などと余計なことが心配になる。
ここ最近見かけた車の元の所有社を調べてみたが、どこも健在だった。
むしろ売り上げが倍増して新車を購入し、古い方を売ったのかも。

Bus-10.jpgBus-11.jpgBus-12.jpg
(左)幼稚園バスも (中)本当に下呂温泉へ直行してくれたら (右)イオンモール利府からヤンゴンへ送迎

圧巻なのは、市内最大のバスターミナル、アウンミンガーラー・バスターミナル。それこそ、北は北海道から南は九州まで、日本全国のバスが大集合している。
私も実家近くを走る路線バスの旧バージョンを見つけ、思わず記念撮影をした。

Bus.jpg
北都交通、仙台富士交通、越後交通、千葉交通、岐阜交通、阪急交通社、サンデン観光、徳島バス、西鉄観光

ところで日本製中古バスは、圧倒的に中部方面からやってきたものが多いのはなぜだろう。
撮影しながら数えてみたのだが、全体の半数近くが名鉄観光はじめとする、愛知か岐阜のバスだった。
名古屋とヤンゴンを結ぶ、中古バスの販売ルートでもあるのだろうか?

        Fire.jpg
 消防用車両も日本製。茨城県阿見町の皆さん、あなたがたの車はヤンゴンで活躍しています!

しかし、どうして日本語をそのままにして乗り回すのか。
日本車であることを誇示したい、ファッションとしてそのままにしている、など様々な理由が考えられるが、事情通によると「下取りのときにその方が高く売れるから」という経済面もあるとか。
元の塗装が残っているということは、一度も事故を起こしたことのない車であるという証明になるからだ。

街では時々、“怪しい日本車”も見かける。

        Bus-13.jpg
         日本の雑誌などから適当に文字を拾って写したっぽい

たしかに日本語塗装があるのだが、日本人からすればどう見てもニセモノという…
「日本車ですよ、事故ってませんよ」と、買い手が騙されたのでなければよいが。

テーマ:ミャンマー・ヤンゴン - ジャンル:海外情報

[2014/05/08 12:19] | 街歩き | トラックバック(0) | コメント(2) |
眼鏡屋通り
もうひとつ眼鏡の話題を。

ヤンゴンのダウンタウンには、同じ業種の商店や会社が並ぶ通りがいくつかある。電気部品屋通り、映画製作プロダクション通り、印刷屋通りといったぐあいだ。
眼鏡屋が多い通りもある。シュエボンタ通りがそれ。

この通りは東側に眼鏡屋が店舗を構え、その前の歩道には看板屋が並ぶ。
看板屋はプラスティック片や金属片から複雑なビルマ文字を切り出し、板に貼り付ける複雑な作業を、露天でこなしている。
眼鏡屋と看板屋の隙間を埋めるように店開き(?)しているのが、眼科や歯科のクリニックだ。
そして通りの北寄りには、傘の修理屋がかたまって建つ。

Megane-12.jpgMegane-13.jpg
Megane-14.jpgMegane-11.jpg
左上から時計回りに眼鏡屋、看板屋、傘修理屋、歯科クリニック

眼鏡屋、看板屋、傘修理屋、眼科&歯科クリニック。
バラバラな感じがするが、眼鏡屋と関連の深い眼科医を除くと、これらすべての職業には共通点がある。
削ったり曲げたりといった職人技を必要とする仕事だということ。

              Megane-16.jpg
           手前は看板屋の屋台店、背後に建つのは歯科クリニック

かつて住んでいたハノイの旧市街に、「扇通り」という通りがあった。扇屋はひとつもなく、並んでいるのは仏具や判子、月餅の木型を売る店。
仏領時代は扇を作っていたが需要が減り、扇職人たちが木彫りの腕を活かして仏具や判子などを彫るようになったためだ。

シュエボンタ通りの場合、看板屋はすべて路上店。そして、傘や眼鏡の方がプラスティック看板や金属プレートよりも歴史が古い。
なので傘や眼鏡の職人が、プラスティックや金属の加工の需要の高まりにつれて仕事替えをしたのでは、と推察してみた。
   
              Megane-15.jpg
   この店は眼鏡屋と看板屋を兼ねている。どちらも似たような技術と道具を要するってことだと思うが…

古そうな眼鏡屋の主人にこの仮説をぶつけたところ、
「関係ないんじゃないの?」と軽くあしらわれる結果に。
自信あったんだけどなぁ。
このご主人が知らないだけではと、まだ未練がましい気持ちでいる。

テーマ:ミャンマー・ヤンゴン - ジャンル:海外情報

[2014/04/28 13:57] | 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
プロフィール

まき

Author:まき
【編集・ライター(撮影可)・コーディネート】
日本でのライター業を経て、中国・上海、ベトナム・ハノイにて現地情報誌の編集に7年強従事。その間、日本の雑誌や書籍に寄稿。コーディネートや企業調査も担当。現在はヤンゴンに在住。
連絡先: itasakamaki@gmail.com

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。