パステル☆ミャンマー
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次の世界遺産!? インワ
個人的に推すミャンマーの観光地のひとつ、インワ。
ユネスコ世界遺産の候補にもあがっている、マンダレー近くの古都だ。
ここの長所は、観光地として完結したバランスの良さといえる。

まずは、マンダレー市内から車でインワ行きの渡し舟乗場へ。
対岸に着くと、パステルカラーに彩られたかわいい観光馬車が待ち構える。
馬車組合のようなものがあるのか、訪問地数に即した料金表が大きく貼りだされており、客引きもあっさりしていて、ストレスなく場所を選べる。

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(左)対岸へ渡るだけなので乗船時間はわずか (右)インワの馬車はどれも色合いがラブリー

おもな見学スポットは、古い木造僧院、石造りの大規模僧院跡、風雨にさらされるひなびた仏塔遺跡、19世紀に建てられたが傾いてしまった古い監視塔、どっしりした分厚い城壁跡など。
どれひとつとして似通った場所がなく、飽きずに見て回れる。

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(左)マハーアウンミエ僧院の床はフローリング仕様 (右)「インワの斜塔」こと、ナンミイン監視塔

しかも、限られたエリアにあるので、馬車でのんびり周って数時間程度。適度な長さだ。
見所と見所の間の田園光景が、ひたすらのどかなのも良い。
とても満足感の高い観光地だと思う。

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               乾季はヒマワリ畑も広がるインワの村並み

ところで、インワいち推しの観光スポットであるバガヤー僧院。
農地の真ん中にたたずむ、椰子に囲まれた古い木造僧院なのだが、無料で教育を施す僧院学校を併設している。
観光客がひっきりなしに通る建物中央部が教室になっており、絶えず観光客が”授業参観”しているような環境にある。

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細部まで掘り込まれた壁や柱の彫刻が見事なバガヤー僧院

よくあんな落ち着かない場所で勉強できるなぁと、感心することしきり。
「うるさくしてごめんね」という気持ちになり、多めに寄進しておいた。
もしかして、これを狙っていた? まさかね。
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テーマ:ミャンマー・ヤンゴン - ジャンル:海外情報

[2014/06/30 14:18] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
世界遺産第1号・ピュー王朝古代都市群
ミャンマーで最初の世界遺産は、バガン遺跡になるものと思っていた。
これまで修復や保全、周辺環境に問題があるとして登録に至らなかったが、現政権に変わってからユネスコに協力的になったと聞いていたからだ。

しかし先日、最初に選ばれたのはピュー王朝時代の遺跡群だった。

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          タイエーキッタヤーにある仏塔のひとつ、ボウボウヂー・パゴダ

今回、3つのエリアが選ばれているがお互いに離れており、ひとくくりに指定する必要があったのかからして疑問。
そのうちのひとつ、タイエーキッタヤー遺跡には行ったことがある。

たしかにバガンのように、コンクリートを使った、先進国から見れば眉をしかめるような修復の仕方は目に付かない遺跡だ。
1000年以上も前に栄えたピュー王朝時代の仏塔で、6~7世紀頃の建立というから、歴史的価値は世界遺産として申し分ないだろう。
ただ、ミャンマー観光に多少とも関係ある身としては「あそこかぁ~」感が強い。

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(左)同じくタイエーキッタヤーのパヤーマー・パゴダ (右)周囲には、ただただ田舎風景が広がる

3エリアとも、ともかく行きにくい。
一番行きやすそうなタイエーキッタヤーでさえ、ヤンゴンやバガンといった、旅行者にメジャーな都市から夜行バスを利用する距離。
しかも、見どころの仏塔が広い地域に点在しているうえ、どれも似たような形で周囲にも何もない。
よほど歴史に興味のある人でなければ、ひとつ見学すればおなか一杯になる遺跡群といえる。

             Isan-3.jpg
      ピーの街中にあり、アクセスしやすいパヤーヂー・パゴダ。仏塔はどれも似たり寄ったり

Wikipediaによると、ミャンマーの世界遺産候補として他にあがっているのは以下の6つだとか。

① バガンの遺跡群
② マンダレーのコンバウン朝時代の木造僧院群
③ パダ=リンと関連洞窟群
④ マンダレー近郊の古都群(インワ、アマラプラ、サガイン、ミングオン
⑤ ミャウー
⑥ インレー湖
⑦ バゴー

③と⑤はまだ行ってないものの、①、④、⑦については私も文句なし。旅行者にとっても行きやすいし、ミャンマーの観光的価値も高めてくれそう。
⑥は観光業界的には「是非に!」な物件だが、個人的には「いい観光地だけど、世界遺産かなぁ?」という印象。

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5日ごとに開かれる市で有名なインレー湖。風光明媚な素晴らしい観光地だが、「世界遺産」とは少し違う気がする

それにしても、「遺跡」といえそうな古い仏塔も生きた信仰の対象となっているミャンマーで、勝手な修復をするなというのは難しいのでは。
わびさび的価値観のない者にすれば、自分が大切に思う仏塔が崩れかけに見えれば「なんとかせねば」と思うのが当然。
信仰心から多額の金を寄進し、ピカピカで新品のようにきれいにしたくなるだろう。
往時の姿に忠実、という意味では、ピカピカに修正した方が近いんだし。

そもそも、古くなったものを古いままで維持するという考え方自体、西欧的価値観の押し付けのような気もする。
とはいえ、外国人観光客が落とす外貨を獲得したければ、ミャンマー側も外国人の価値観に合わせる必要はあるわけだが。

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[2014/06/26 16:39] | 旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) |
水牛女神
真摯な仏教国ミャンマーだが、精霊信仰にも根強いものがある。
精霊には多くの種類があるが、私のお気に入りは、水牛の頭をかぶった女神ナンカリンだ。
モン族が多く住む、バゴーを中心に篤い信仰を集めている。
(バゴーのモン族は、ベトナムのモン族とは全く別物である。念のため。)

ヤンゴンでも街中の祠などでよく見かけるが、ミャンマー人の知人によると「バゴー出身者が祀っているケースが多いのでは」ということだった。

          Ushi-3.jpg
        ナンカリン像は、手に魚を捧げ持ってることが多い。水の神への捧げ物だろうか

ナンカリンにはこんな言い伝えがあるそうだ。

9世紀頃、現在のミャンマー一帯を支配していたモン王国の王が、弟に殺害された。王妃と生まれたばかりの王子は追っ手を逃れ、水牛の群れに逃げ込み、王子は牝の水牛ナンカリンの乳を飲んで水牛のように力強く育つ。
その後、モン王国がインドに侵略されると、新王は王子に、インド軍を撃退するよう依頼(ずいぶん勝手な王様のような…)。
王子は敵軍を撃退するのに水の神マイカラの助けを借りるが、引き換えに水牛を1匹供儀することをマイカラと約束していた。そのことを知った乳母に当たる水牛ナンカリンは自ら命を絶ち、自身の頭を王子に捧げる。
王子はたいそう哀しみ、ナンカリンの像を作って祀るようになった。

  Ushi-1.jpg
  バゴーのヒンタゴン・パゴダはナンカリンの総本山。たくさんのナンカリン像が安置されている

別のバージョンには、王子が水の神に水牛を捧げたのは自分の結婚式の時だったため、モン族では結婚式に水牛の頭を神に捧げるようになった、というものもあるそうな。
ここでも、捧げるのは頭だけだ。

   Ushi-2.jpg Ushi-5.jpg
   (左)牛の頭が2つものってる (右)ナンカリンにしては珍しく、表情が穏やか

どちらにしろ、モン族の儀礼には、水牛の頭が捧げ物としてよく利用されていたと想像できる。
きっと頭を神に捧げ、肉はみんなで食べていたのではないかと思うのだが、現在のミャンマー人の多くは、モン族も含め牛肉を食べない。
仏教で牛肉は禁止されておらず、彼らに理由を聞くと「牛は農耕で役に立ってくれているので食べない」とのことだった。
ものの本には、「ミャンマー人が牛を食べないのは、心情的に日本人が犬を食べないようなもの」と書かれてある。なるほどと思うとともに、農耕民族の牛に対する気持ちはみんな同じはずで、ミャンマー人だけが牛を食べない理由にはならないのではないか。
しかし、この話を見ると、昔は食べていた気もするのだが、どうなのだろう?

   Ushi-4.jpg Ushi-6.jpg
   街角の祠に、お地蔵様のように祀られているナンカリンの小像

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[2014/06/14 19:02] | 信仰 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ヤンゴンの最先端スペース
ミャンマーにだって、お洒落なポイントは一杯ある。
ということで、さらにこちらをご紹介。先日オープンしたTS1だ。

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            布張りの椅子が欲しかったが、400$と聞いて断念

埠頭の倉庫街に出現したブティック&ギャラリーで、従業員によると、いずれレストランもオープンさせたいとのこと。
ニューヨークの建築家ドミニク・レオンが主宰するアート・プロジェクのひとつだそうだ。歴史的価値の高い建造物の外観をそのままに、内部でモダンアートの展示を行おうというもの。
TS1はTransit Shed No. 1の略。「Transit Shed」を辞書で引くと、「発着荷物取扱所、貨物上屋」とあった。

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             併設のギャラリーではグループ展を開催

私が行ったときは、ギャラリーには6人のミャンマー人アーティストの作品が展示されていた。予想していたよりハイレベルだ。
ブティックはというと、ひとつひとつの商品は興味深いものの、種類が少なすぎ。モダン雑貨はまだまだこれからといったところか。

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ブティックで販売されている商品たち。他にも家具や和紙、漆の椀などがあった

そもそも、ブティック&ギャラリーとは存在自体がお洒落。
埠頭の倉庫街というロケーションも、これまた超お洒落。
そして仕掛け人がニューヨーカーなんてもう、これ以上ないお洒落の極地。
いきなりハイレベルなお洒落ワールドへ行っちゃって、地元の若者はついていけてるんだろうか。

倉庫を出ると、目の前を通り過ぎるのは、荷物を山積みにしたサイカーを汗だくで漕ぐ運転手や、頭上に大荷物を担いで運ぶタナカを塗った女性たち。
こうしたギャップも、このアートプロジェクトの趣旨のひとつなのだろうか。

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                   だだっ広い倉庫街

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[2014/06/08 00:00] | 街歩き | トラックバック(0) | コメント(2) |
ミャンマーにもあるお洒落スポット
先月、サイゴンの友人が遊びに来てくれた。
ヤンゴンの最先端スポットに行ってみたいとのことで、カフェやバーをはしご。
「サイゴンにもないようなお洒落な店もあるじゃない。こういうところを紹介するとミャンマーのイメージアップになるよ」とアドバイスをもらったのでアップしてみる。

まず、ダウンタウンの3軒。
UNION Bar & Grill
明るく広々とした空間、高い天井で回るクラシックなファン、ボリュームあるお洒落なカフェめし。どこをとってもヤンゴン№1.もちろん、お値段はそれなりにするわけですが。
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50th Street
コロニアルな建造物を改築。ここも贅沢にスペースが使われているが、UNIONよりカジュアル。夜は、仕事帰りに一杯引っかけにくる欧米人で賑わう。それを狙った地元の派手なお姉さんたちが目立つのも一興。
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月光
UNIONと同じ経営で、ずっと小ぢんまりしている。なぜか焼き鳥などの日本料理がメイン。ヤンゴンの日本料理店ブームもここまで来たか、という感じ。
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ダウンタウンから北上した、レストランが多いサヤサン通りにあるのがこちら。
Acacia Tea Salon
白亜のお屋敷カフェレストランで、紅茶やケーキなども売っている。少女趣味家具に囲まれた一角やら、中東っぽい地べた座りのスペースなど、部屋によって雰囲気が異なるのが面白い。お茶するだけならいいが、食事となるとセットメニューでも30US$++とけっこうな額になる。
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外国人の急激な増加で、お洒落系カフェやバーも、今後どんどん増えそう。
ミャンマー転勤が決まったところ、妻子がついてきてくれないとお嘆きの方がいらしたら、このページを見せてみてください(笑)。

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[2014/06/07 11:16] | | トラックバック(0) | コメント(0) |
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プロフィール

Author:まき
【編集・ライター(撮影可)・コーディネート】
日本でのライター業を経て、中国・上海、ベトナム・ハノイにて現地情報誌の編集に7年強従事。その間、日本の雑誌や書籍に寄稿。コーディネートや企業調査も担当。現在はヤンゴンに在住。
連絡先: itasakamaki@gmail.com

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